第8回“ノッコン”~ほろ苦きラグビーの想い出

盛り上がるラグビーワールドカップとほろ苦い青春の記憶。

ノッコン”~ほろ苦きラグビーの想い出

「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」のキャッチコピーを見ると、踊る大捜査線のテーマが一緒に脳内再生される今日この頃。
ラグビーワールドカップ日本大会、盛り上がってますね。

ラグビーを見るのは元々好きなのですが、地味でルールが良く分からんという理由でチャンネルを変えられ、実家を出てからはこれまで中々満足に視聴することができませんでしたが、大会が始まる頃から、「お前の口からラグビーのラの字も聞いたことがねぇ」っていう人までラグビーで盛り上がっていて大変な騒ぎになってますね。

ラグビーに盛り上がる神戸

ラグビーに盛り上がる神戸

神戸市内のどこを歩いていても幟が掲げられています。

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花時計だってラグビー柄!

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ハーバーランドにはファンゾーンが設営されパブリックビューイングも。

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もうマイナーじゃない。好きなスポーツが市民権を得るのは嬉しい限りです。

見ることは多くても実際にやる機会が少ないのがラグビーというスポーツだと思いますが、高校2年の時、週に1回ラグビーの授業というものがありました。体育が週4回あって、一つは機械体操、一つは柔道、もう一つが球技・陸上系、最後の1枠がラグビーでした。

1年かけてパス・モール・スクラム・キックなどを練習し、ルールを覚え、最後の授業で1年の集大成として試合を行うというカリキュラムでした。

痛いし、しんどいし、ルールはよく分からんし、少しやんちゃな子がクラスにいたら。。。(お察しください)という感じで、頭に残っている言葉は先生の「ノッコン」「ノッコン」という言葉だけ。それでも授業を重ねていくと、みんな結構のめり込んでいって段々楽しくなっていきました。秋の体育際の時には出番のない時間に1クラスくらいの人数でパスをしながら校内を走り回って、滅茶苦茶怒られた記憶があります。

いつの間にか、それぐらい試合をするのを心待ちにしていたのです。

で、ようやく3学期も終わりに近づき、練習も一通り終了し、いよいよ次回の最後の授業で試合をするところまで来ました。来週ついに試合ができるとみんなワクワクしていました。

しかし、、、次の週、授業がなかったのです。。。そう、授業がなかったのです。。。(大切なことなので2回言いました。)

記憶が少し曖昧でうろ覚えなのですが、高校の行事か何かでラグビーの時間を充てた影響で、授業日数が1日削られたためだったと思います。振り替えの授業もなしで、うちのクラスだけが試合することができず終了したのです。1年間積み重ねたこの想いを何にぶつければ良かったのか。

日本が歴史的な勝利をおさめ、日本中が歓喜に包まれているなか、ふとそんなほろ苦い青春の記憶を思いだしてしまいました。

ありがとう。ミスターラグビー ありがとう、平尾さん

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