サン・シスターなぎさ～再生・復興への祈り
サン・シスター「なぎさ」。阪神・淡路大震災20年のモニュメントとして建立された彼女は、過去・現在・未来を見つめ、希望の象徴としての「輝く太陽」を手に持ち大地に立ち、世界中のすべての災害からの復興・再生を見守っています。
今回のお散歩スポットは「HAT神戸」にある兵庫県立美術館のサン・シスター「なぎさ」。
色々な展示がある中で抜群の存在感でひときわ異彩を放つオブジェがあります。なぎさ公園に面した美術館の裏側にあたる大階段の下に佇む巨大な少女。
彼女は過去・現在・未来を見つめ、希望の象徴としての「輝く太陽」を手に持ち大地に立ち、世界中のすべての災害からの復興・再生を見守っています。
それがサン・シスター「なぎさ」なのです。
サン・シスターのある兵庫県立美術館はHAT神戸にあります。入り江のようになっている一角にある憩いの場「なぎさ公園」の向こうに美術館の建物が見えます。
入り江には海上保安庁の船が停船していることもあります。
安藤忠雄さんデザインの兵庫県立美術館。複雑に入り組んだ造りでありながら整然とした美しさも感じます。何か巨大なものが佇んでいるのが見えてきました。
大きい。。。美術館の裏手にあたる大階段の前に巨大な少女のオブジェが現れました。ピカピカ・キラキラした服を身にまとい、圧倒的な存在感です。これこそ我らがサン・シスター「なぎさ」ちゃんです。
孤高の気高さを感じます。パッチリと見開いた瞳に吸い込まれそうです。右手には希望の象徴「輝く太陽」が燦然と輝いています。
世界中のすべての災害からの復興・再生を見守っているというサン・シスター。足を開きしっかりとした姿勢で力強くまっすぐに海を見つめています。
サン・シスターは現代美術家ヤノベケンジさんの作品です。
ヤノベ ケンジ（1965-）
YANOBE KenjiSun Sister 2015
FRP、ステンレススティール、鉄 他
Fiber Reinforced Plastics,Stainless steel,Iron,etc過去・現在・未来を見つめ、希望の象徴としての「輝く太陽」を手に持ち大地に立つ少女像。
「Sun Sister」は阪神・淡路大震災20年のモニュメントとして建立されました。東日本大震災の復興を祈念して建立された子ども像「Sun Child」（2012年 茨木市）の姉のような存在であり、世界中のすべての災害からの復興・再生を見守っています。協力：京都造形芸術大学ウルトラファクトリー
美術館ではほかにも色々な屋外彫刻を見ることができます。
その中でもなぎさちゃんはひときわ異彩な存在感を放っています。
なぎさちゃん！可愛くて魅力的ですね。見れば見るほどその瞳にグイグイ引き込まれていきそでキュンキュンします。サン・チャイルド～サン・シスター～フローラへと続く物語も素敵です。
目の前の海を見据えて見守ってくれている佇まいに、優しさと力強さを同時に感じるなぁ。県美（兵庫県立美術館のこと）に入館しなくても見れるので買い物や散歩のついでに足を向けてみてください。
アクセス
JR灘駅から徒歩約10分
阪神岩屋駅から徒歩約8分
兵庫県立美術館
〒651-0073
神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号[HAT神戸内]
TEL:078（262）0901
https://www.artm.pref.hyogo.jp/
参考参考
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